どうも、あっきぃです(๑╹ω╹๑ )
緊急事態宣言からまん延防止へ移行となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
感染対策気をつけながらも徐々にサークル内での活動も増えてきたように思います。
そこで今回はサークル内でも増えつつあるブンブン麻雀についてのルールをまとめようかと思います。
初参加の方には口頭で説明を行うのですが、まだ回数が浅かったり久しぶりでルールを忘れちゃった人向けの
確認できるものを今回作成しようかなってことで。
初めて見る方はこんなのがあるんだなぁくらいで、やってみたい人がいればお声をかけてもらえればと思います。
くそほど長くなるんで興味ない人はここでお別れです。
今後とも麻雀サークルPonoをよろしくお願いしますヾ(๑╹◡╹)ノ”
−ブンブン麻雀とは−
北海道で普及している三人麻雀のことです。抜け番も作れるので四人でもできます。
点数の数え方が特殊で、本場+手役+使用した牌につくボーナスで決定し、点数に応じ点棒をやり取りします。
なので満貫、跳満などが存在しません。(役満はあります)
−基本的なルール−
ブンブン麻雀ができる雀荘によってルールや使用する牌の種類が異なったりするのですが、
以下Pono内で行ってるルールを元に説明していきます。
「使用する牌」
基本的に使用する牌はネット三麻とほぼ同じですが、抜きドラとして北以外に五萬が4枚入ってます。
また、索子筒子ともに3・5・7に2枚ずつ赤牌が入ってます。北や五萬もうち2枚は赤牌です。
この赤い牌がボーナスのつく牌です。手役を作る際に使うことで手が高くなっていきます。
赤牌は1枚4点、赤くなくても抜きドラの北と五萬、索子筒子の5の牌は2点のボーナスがつきます。
一萬、九萬は1枚1点です。
また、暗カンは4点・明カンは2点のボーナスがつきます。
「場風と親について」
進行は常に東場、親を起点に自風が変わり北家や南場はありません。
半荘の概念がなく、和了った人が次局の親となります。(なので時間で区切って席替えしたりしてます)
ツモった際は四麻でいう親かぶりはなく、他二人から和了った点数分もらえます。
「本場と懸賞について」
本場は1本場から始まり、親で連チャンして4本場以上になると懸賞がつきます。
この状態で親が和了すると和了った点数に10点が追加されます。
ロンの場合は放銃していない人も10点分親に支払うことになります。
逆に子が和了った場合は和了った点数に5点が追加され、ロンも親の時と同様に5点支払います。
「手役について」
手役ごとに点数が定められているので、初参加の時は点数表をもらってください。
大まかな部分は四麻の役とほぼ一緒で、特例がいくつかある感じです。
喰いタン後付けありですが、三麻なのでチーはできません。
・一盃口は鳴いても成立します。
・オープンリーチが打てます。リーチの供託2点、オープンは4点。リーチ中以外の差し込みは100点払いです。
・フリテンリーチは打てません。流局時も純カラやフリテンはノーテン扱いです。
・三色同刻は大たて、1種類だけ対子(九萬3枚,九筒3枚,九索2枚みたいな)は小たてという役があります。
・4枚使いの七対子ができます。8枚使いもできますし、12枚使いは役満と同じ点数です。
・北、五萬のどちらかを4枚全部抜くとセットという役になり、成立した時点で局の途中でも5点貰えます。
また北、五萬両方とも全部抜くとフラッシュという役になり、成立時点で局が終了、100点貰えます。
・東南西北の3種類を3枚集めると三風という役になります。
※ただし、抜きドラの五萬と北は手牌の中で面子として使うことができず、基本抜くことになります。
なので国士無双の北待ち以外では待ちとして使えません。
抜きドラとして北や五萬を3枚抜いた時に手役として絡めることができれば加点となります。
(小四喜も東・南・西が3枚、北の抜きが2枚だと不成立です。北を3枚抜いていれば成立します)
こんな感じだと小四喜が成立します。
たとえばこの形だと、通常であれば三索と六・九筒待ちになりますが、4枚使い七対子が成立するので
一萬も待ちに含まれます。フリテンリーチはチョンボになるので見逃し注意です。
「手役:ブンブンについて」
最小点数である4点での和了ができた時に成立する役で、50点になります。
四人麻雀にない役の上、条件が厳しいので詳しく説明します。
簡単に言うと【1本場で役牌のみを和了る。赤牌や抜きドラ、5の牌は使わない。】と成立します。
黒の5の牌でも2点つくので使用しないように手作りが必要です。
例えばこんな形。南家で西で和了するとブンブンが成立します。
これを東で和了した場合は役牌が2つできるのでブンブンは成立しません。
同じ形ですが、こっちは抜きドラがあります。
抜きドラはその分点数が増えてるのでブンブンは成立しなくなります。
捨て牌にもできないルールなので、引いてきた時点でブンブンは作れません。
また、親が連荘している時も本場で点数が増えているので作れません。
たまに忘れるので気をつけてください。
「振り切り(流し満貫)と犠打について」
振り切りという名称ですが流し満貫があります。
北は捨牌に使えませんが、たとえ途中で鳴かれていても流局時に19字牌だけであれば成立します。
また、残りツモ牌が10枚以下になった時に、【振り切りを行っていない人】が放銃した場合は、
どれだけ手役が高くても10点固定となります。これが犠打です。
この状態は振り切りができなくなるまで続きます。
振り切りを行っている人が放銃したり、ツモ和了りした場合は犠打とはならず、
点数分の支払いとなるので気をつけてください。
「その他の細かな取り決め」
・途中流局は基本的にないです。全員リーチしてもめくりあい、九種九牌は続行です。
・ダブロンも成立、供託は上家取りで親が和了してたら親継続、振込の場合は上家が親になります。
・リーチ中、待ちが変わらないのであれば送りカンができます。
・フリテンリーチがチョンボ扱いのため、リーチ後の見逃しはできません。
・リーチ後一発目に抜きドラを引いて、そのリンシャンでツモした場合は一発扱いです。
・抜きドラで和了しても嶺上開花はつきません。カン後のみ成立します。
・リーチ後や抜け番中は他人の手牌を見ても大丈夫ですが、三味行為はしないように。
・流局時の供託は20点です、テンパイ者に10点ずつ払います。
抜け番ありの四人で打ってた場合のみ、全員ノーテンであれば抜け番の人に30点支払います。
最後に点数計算の仕方として例題をひとつ。
1本場でリーチ後に和了したと仮定して計算していきます。
本場+2点が基礎点になるので、1+2点が今回の基礎点です。
手役の点数がリーチが4点、平和が2点、
ドラは1枚1点で一萬も1点、ドラ表示牌が五萬の時は五萬がドラになり、合わせて5枚で手役点数は合計11点。
最後に牌の点数を計算します。赤牌が1枚4点、黒の5の牌は2点なので、赤牌が5枚・黒の5が1枚で22点。
なのでこの手は36点になります。
……とまぁこんなところでしょうか。
細かい部分は思い出し次第、随時更新予定です。
それではよきブンブンライフを!